熱帯・亜熱帯・温帯の表層海域に生息。 回遊しているがラグーン・珊瑚環礁・湾内にも入り込みます。
水深700mでも確認されており、オスは広い海域を回遊しているが メスは特定の海域に留まる傾向にあります。 基本的に単独性。沖縄では5~6月に多く見られます。
- 和 名
- ジンベエザメ
- 学 名
- Rhincodon typus
- 英 名
- whale shark (ホエールシャーク)
ジンベエザメの名前の由来
日本各地の方言での呼称
- 沖縄 →
- みずさば
- 鹿児島 →
- くじらぶか
- 千葉・神奈川・静岡 →
- えびすざめ
- 茨城 →
- いびすさが・ジンベ
- 福井 →
- ジンベイ
- 中国 →
- 鯨鯊 (チンサー)
- 台湾 →
- 豆腐鯊 (トウフサー)
ジンベエザメの形態
- ●体の幅
- 頭部が最も大きく
通常1.5mほど
- ●体長
- 最大で約20m(以前 21mのものが報告されたが、正確な計測ではない。)
- ●体の模様
- 個体ごと個性が見られ、個体識別に役立っている
- ●皮膚組織
- 分厚く最大で 約10cmにもなる
- 重さ(最大)
- 35t
ジンベエザメの生態
- 食事
- プランクトン(オキアミ等)、小魚、海藻を海水と一緒にそれらを口腔内に吸い込む。その水100ℓ。 プランクトンは海面付近に多い為 ジンベエも海面付近で生活。サンゴの産卵期には その卵を食べる。 海面付近に漂う餌を効率よく口内に吸い込む為に、体を垂直近くまでに傾ける習性がある。
- 遊泳速度
- 人が歩くのと同じぐらいの速度(時速5㎞ほど)
- 性格
- おとなしい・非常に臆病・環境の変化に弱く人工飼育が難しい
- 出産
- 数年に1回の割合(繁殖力が低い)
※台湾で1995年に妊娠中のメスが捕獲され胎生であることが判明。
※胎児数300個体、卵は直径30㎝・短径9㎝
※メスの胎内で孵化した後40㎝~60㎝になり出産される。 - 寿命
- 60~70年。約30年で成熟(150年生きるとの説もある)
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